ボーイズラブに関してダラダラと語るブログ。 ナリキリや日常については細々と。
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イノセントブラッド イノセントブラッド
華藤 えれな (2003/08)
幻冬舎コミックス

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画像が出ないのが残念ですが、表紙見たとき、一瞬だけ雪舟先生のイラストかと思いました。
オスマン・トルコとか出てくる時代のヴァンパイアものです。
好みがはっきりでてしまう作品かと。


↓ネタバレ注意










あらすじ
 一族とはぐれウィーンの森に隠れ住む、美しいユリウスは、幼くして吸血鬼となり、血を飲むことを知らずに300年間を過ごしていた。ある雪の夜、ユリウスは捜していた母親が人間の家族を襲っている場面に出くわし、衝撃を受ける。彼女から少年、テオドールを救ったユリウスは、彼の傷が癒えるまで共に暮らすが、吸血鬼である自らを憂い、自分を慕う彼を教会に預けた。以後、密かにテオドールの成長を見守り続けるユリウスだったが、10年後、凛々しく成長を遂げた彼に見つかってしまい――。

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テオドールと再会したユリウスだったが、自分がヴァンパイアだということがばれてしまったのではないかと怯える。10年前、テオドールの母親を殺したのはユリウスの母だったのだ。
一方、テオドールはユリウスの姿かたちが10年前と変わらないことに疑問を持っていたが、深くは考えずにいた。
初めて二人が口付けを交わしたとき、ユリウスは幸せを噛みしめていた。そんなときだ。テオドールの口からヴァンパイア討伐の報せを聞いたのは。ユリウスはこれ以上嘘はつきたくないと真実を告白する決心をする。
大晦日に夜会に誘われたユリウスは出席した。テオドールの姿を目に焼きつけておくために見つめるが、誰かに声をかけられる。それは、300年前、一緒に儀式を受けた叔父のヘルムートだった。叔父から母親の居場所を聞く。
別室でテオドールに捕まってしまったユリウスは愛の告白を受ける。ユリウスもそれに応えて体を重ねてしまう。行為が終わったあと自分がヴァンパイアだという事と母親の居場所を告げ、部屋をあとにしたユリウスは、叔父に無理やり連れ去られてしまう。
その後、テオドールが助けに来てくれて二人は一緒に生きていく



最後のほうはかなり端折って書きました。

個人的に好きになれません。このお話。
300年も生きてるのに子供のような(ってか子供)のユリウスにも納得いきませんし、テオドールも少しは気づけ。外見が成長しないのはしょうがないとして、中身の成長がないような気がします。
なんていうか、はっきりいってしまえば、ヴァンパイアものにする理由がわからない
そこに固執しなくても別にいいような気がしました。たしかに、ユリウスのバレたくないという感情と、テオドールの10年前と変わっていない戸惑い、みたいなものは出ないでしょうが、拘るところはそこかなー? むしろ、母親が彼の仇だったことが重要なのでは。と、すっからかんな頭で思ったわけですよ。

感動的なシーンの一つとしてユリウスの母親が亡くなる寸前(?)があるんですけど、それもいまいち納得いかない。ゾフィという女性がいて、ユリウスの母親をかばって撃たれると、母親が烈火のごとく怒るんです。

ちょっと待て、と

ヴァンパイアにしてまで家系を残したかった女がだ、
直系である実の息子を他の男に犯させようとするほど非情な女がだ、
知り合ってそこ何日かのゾフィにそこまで入れ込むか?
脳内会議では「否」でした。
そこらへんのエピソードが欲しいと思ったのですが。

……今回褒めてない気がする。
あ、中扉のイラストがものすごく手が込んでました。
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