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ボーイズラブに関してダラダラと語るブログ。 ナリキリや日常については細々と。
もう二度と離さない もう二度と離さない
樹生 かなめ (2006/08/02)
講談社

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なかなか良かったです!!
切ないのが好きな私にはもってこいでした。


↓ネタバレ注意








あらすじ
 日本画の大家を父に持ち、美貌と才能に溢れた若き洋画家・佐伯渓舟は、助手であり恋人でもある相良司とともに暮らしている。
 小さなトラブルが起こることもあるが、強い絆で結ばれているふたりは幸せな毎日を過ごしていた。
 そんなある日、司の過去を知る男、そして渓舟の過去を探る男が現れたことにより、平穏な生活は少しずつ狂い始めていき……。




<個人的見解>
 ほぼタイトル買いです(笑)
 管理人は、台詞っぽいタイトルに弱いというのが分かりました。しかも情熱的な。
 あらすじは読んでから購入したつもりでしたが、初めからカップルものだと知ったのは本文を読んでから。「あー、ドキドキ感薄れるなー」と思っていたのもつかの間、私が間違ってました。
 ドキドキしっぱなし。

 カップルになったいきさつが弱いというか無いと思いつつ読み進めていったら、半分すぎた辺りであらまぁでした(笑)
 主人公にそんな過去が! 渓舟や緒方や邦彦までも! みたいな怒涛の展開。
 私、好きです。主人公が理不尽なの(笑)
 逆をいってしまえば、主人公が不幸になったり罪を背負ったりするストーリーが苦手な方は止めといたほうがいいかと。

 あらすじからは予想もできなかったシリアスな話。

 主人公に共感できるか? という問いにはNO、と答えます。諸悪の根源の渓舟の側にいたいと思いませんもん。……過去には凄いことされてたんだなーと(笑)女の意見ですけどね。
 芯が強い子で本当に良かったです。サバサバしていて記憶を取り戻したあとの会話は楽しかった。
 特に、最後のほうでの喫茶店のシーン。
 邦彦がヒートアップして店の客が注目するとき、生まれ変わったかのような渓舟が頭を下げるんです。
 そのシーンに行く過程で語られた渓舟の過去を知ったら、爆笑の場面でした。最高です。

 全体的にキャラの無駄もなく、いいんじゃないでしょうか。
 あとからジワジワ胸に広がる小説です。
 「二人とも、良かったね」
 色々な問題は残っているのでしょうが、そう思わずにはいられない作品でした。読み終わった後の余韻を楽しんでください。
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